国際交流活動

★平成28年度の国際交流活動★

月日

活動内容

1月20日

   都立杉並総合高校のキセキと軌跡―交流活動拡大中         藤野明彦:国際交流担当


 都立杉並総合高校(以下杉総)は生徒の多様化に対応し、生徒の将来や職業に対する意識を高め、多様な科目を開設し普通教育と専門教育を総合的に行う学校である。幅広い選択科目を開設し、多様な能力・適性等に柔軟な教育を行うとしている。しかし統廃合計画の中で設立された結果としての「総合高校」であることから、「進学指導」の枠から外され、中学校や受験産業の進路指導の結果として「負の遺産」も抱えており、単純に突破できない問題も多く存在する。2012年度よりユネスコスクール(都立高校では他に三田高校)に加盟承認されたとは言え「普通の都立高校」であり、ましてや、SGH:スーパーグローバルハイスクールでもなければ、SELHi:セルハイでもない。しかし、本校の交流実績やその内容・取組を見る限りでは本校の実践は遜色ないばかりか、日本で
一番「国際的」でユネスコの理念を実践しているグローバルな学校かもしれない。

 前身の都立永福高校時代以来25年以上「オーストラリア姉妹校プロジェクト」をシドニーのフォートストリート(以下FS)高校と継続してきたことや、海外から多くの訪問団も受け入れ、公立高校が普通にできる国際理解教育を推進し、「市民感覚」の相互理解を深めてきた。また、持続可能な地球社会の発展を考え学校設定科目の「国際ボランティア」なども開設している。また教科や特定の授業の枠にとどまらずに、国際交流委員会やさまざまな有志活動、卒業必修単位の個人プロジェクト(課題研究)等を通しても指導を進めている。特に、FS校との相互交流(本年度は本校からの訪問)、及び2年次の台湾への海外修学旅行(昨年度本校を訪れたことが縁で姉妹校関係を締結)や、実施2年目になる文部科学省のトビタテ留学JAPANへの参加(昨年は国内最多の8名が合格:インドネシアの孤児院での奉仕活動、本年度は4分野全てに合格:米国、韓国、インドネシア、カンボジアで9名)や、更にスピンオフ企画として自費負担でも6名がインドネシアで活動、限られた条件の中でも持続可能な活動を継続してきた。また、次世代リーダーなどでの本校から「海外への留学」だけでなく、ほぼ毎月のように「海外からの訪問」を受け入れている。フランスとの相互交流(コリブリ)、ジェネシス(本年度は中国)、スゥエーデン、台湾、韓国、米国などから多くの高校生が来校、授業・クラブ活動の見学・参加などで交流を深めた。これを可能にしているのが国際交流委員会と有志生徒である。

 現在少なからぬ都立高校が国際交流の学校行事として「海外研修」を実施している。中には旅行業者丸投げのような企画も少なくないが、これらのベースになったのも本校である。私学の様な経営上の宣伝効果や設立理念として「利用」する訳でもなく、また特別な「予算」も無い中で「持続可能な」実践例として、東京都の海外交流事業の基本形態を構築した。特に、予算面では格段の配慮が無い中で、校内的には「金食い虫」と非難されたり、クラブ合宿等の予算が減額されるなどと露骨な抗議を受けることも少なくなかった。その打開策として訪問は相互に隔年で実施することで予算を確保し、訪問とホームステイ受け入れという対等の立場を維持しながら、相手校との協力・調整から手配まで、ハンドメイドの交流計画でコストを下げ、「お得すぎる低価格」で実施。生徒負担は高額になる民間の留学斡旋団体や旅行会社のような研修旅行ではなく、事前研修から交流プログラムの企画立案など両校の生徒と教職員・保護者までも巻き込んでこの活動を創り上げてきた。

 これらの企画には「総合学科」という制約の中でも、中学では十分に力が発揮できなかった生徒を「力づける・励ます・勇気づける」視点を大切にし、私立学校や公立でも「特別な学校の特別な活動」ではなく、長く持続・継続されてきた企画である。「市井の公立高校」が普通にできる国際理解教育を推進し、市民感覚の相互理解を深め、また単に海外に出かけるだけでなく、これらの企画が縁になって「非公式の来校」やホームステイの受け入れ、短期留学の受け入れなどのスピンオフ企画も続出した。

 本校がこれまで継続してきた活動を拡充し、教科の枠を超えた有機的な学習活動をすすめることに意味がある。教科書や教室では学べない「体験」を生徒だけでなく関係者全体で分かち合うことでより良いものになると確信している。特に、海外に出ることによって見えてくること、海外の同年代の若者たちからの視点を共有することでこの社会が抱えている諸問題を理解するとともに、その問題を地球規模でも考えるという複層性を持って考えるきっかけになるだろう。

 また、安全には十分配慮するとは言え、熱帯のジャングルや発展途上国の孤児院での活動などは、欧米の恵まれた環境での「頭だけ」の活動(決してNYCの模擬国連や「なんチャラオリンピック」などを否定している訳ではない)ではなく、体を張った活動を通して直接的な経験(皮膚感覚での相互理解)や現地の孤児たちへの共感や「愛」を自分のものにしてほしい。

 また、実際これらの経験を多くの人と共有することでこの課題を広く「伝える」意味を考えていけるであろう。これらの指導をしたことで、様々なコンテストや懸賞論文やプレゼンテーション・スピーチ大会等に参加し、中には文部科学大臣賞を受賞するなど予想外が展開もあった。

 もちろん総合学科の制約もあることから「AO入試の材料」にまでは活用できていないというジレンマはあるが、むしろそのような打算的な活動ではなく、困っている人々への心の底からの「愛」と、よりよき社会へ何か貢献できないかという「純粋すぎる杉総生の善意とおせっかい精神」が、世界と日本の為に何か良いことをもたらすと信じて活動を持続・継続させていきたい。
実際これら活動に関与した卒業生の協力と活用が今後は期待できるようになってきたことからも、更なる相乗効果があると確信している。

12月9日 クエンカ留学奨学生授賞式 2016年12月9日(金)

 駐日スペイン大使館 に参加してきました。
 杉並総合高校の、 Japonaグループの3人が、奨学生グループに決定いたしました。
授業料とホームステイ2週間分が支給されます。
またパエリアisマイングループの3人は準奨学生で、ホームステイ2週間分が支給となります。
勉強してから飛び立ってね! 日西のカケハシになってください!! by F.

(下段写真 左より2番目が在東京スペイン大使)


9月
2日
海外企画報告会のお知らせ
8月6日 トビタテ留学!JAPN
   国際ボランティアで、インドネシアへ出発! 羽田空港にて羽田空港
7月6日

アメリカ高校生50人来校!
Do日本プログラムでアメリカのいろいろな地域から高校生がやってきました。

部活動の見学や交流会を実施し、本校の生徒が積極的に会話をしている姿勢が素晴らしかったと思います。 

6月1日
5月17日


台湾 内思高級工業職業学校訪問

     生徒32名 教員3名が本校を訪問しました。

     姉妹校提携調印式典の後、本校の授業に参加しました。
交流会では台湾代表生徒のオカリナ演奏や本校の国際交流委員会とのゲームなど通じて交流を図りました。

 

 

  今年も行きます!杉並総合 トビタテ!留学JAPAN